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2024.6.4 お知らせ 妊婦対象のRSウイルスワクチン(アブリスボ)の接種を予約制にて開始いたします

 RSウイルスは世界中に広く分布しており、ほぼすべての乳幼児が2歳までに感染するとされています。乳児の細気管支炎やウイルス性肺炎の主な原因であり、特に生後6ヵ月齢未満で感染すると重症化するといわれています。日本では、毎年約12万~14万人の2歳未満の乳幼児がRSウイルス感染症と診断され、その約4分の1が入院を必要とすると推定されています。RSウイルス感染による2歳未満の乳幼児の入院は、基礎疾患を持たない場合も多く、生後1~2ヵ月時点でピークとなるため、生後早期から予防策が必要とされています。

 アブリスボは、日本初となる妊婦を接種対象とする組換えRSウイルスワクチン(RSウイルス母子免疫ワクチン)で、妊婦に接種することにより胎盤を通じて母体から胎児へ抗体が移行することで、乳児におけるRSウイルス感染症を原因とする下気道疾患を予防する効果があります。発症予防効果は50%、重症予防効果は80%です。

 当院で希望の妊婦様に接種を行います(接種開始は6月中旬ごろを予定)。対象は妊娠24週~36週までの妊婦様ですが臨床効果から当院では28週~36週までを推奨します。1回投与で筋肉注射となります。接種2週間後以降より効果が期待できますが、保険適応外のため自費(35,000円(診察料・税込)*妊婦健診時に接種される場合は割引あり)となります。当院では接種を推奨いたします。

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