当院は初代中川兵次が1925年5月に西成区に開院したところから始まりました。その後戦火にて医院が焼失したため、戦火を逃れた初代が1945年より現在の場所にて医院を再開、院長も3代目に代変わりし今に至っております。建物は老朽化などで現在までに2回建て直しを行いましたので、久しぶりに来院された患者様が、建物が変わっていて同じ医院とわからず驚かれたりすることもありました。医院名も『中川医院』から、患者様により分かりやすく親しみやすくなるようにと、現在の病院からは『なかがわレディースクリニック』へと変更いたしました。
ありがたいことに当院で親子3代にわたり通院されていたり、『自分が生まれた病院で自分も出産したい』と希望され、分娩された患者様も多数おられます。
分娩については母児の安全第一は大前提ですが、自然分娩を基本に大きな病院では難しいような妊婦様の希望にそったお産や、出産後のお母様に寄り添ったケアを院長、スタッフ一丸となって今後も行っていきたいと考えております。
現在住吉区では分娩を扱う個人の医療機関は当院のみになりましたが、患者様のニーズがある限り当院では今後も分娩を取り扱っていく所存です。
来年5月に開院100周年のアニバーサリーを迎えるため、アニバーサリーイヤーに当院で分娩される患者様にはサービスも検討中です。
今後ともなかがわレディースクリニックをよろしくお願いいたします。長文を読んでいただきありがとうございました。
院長 中川 由美子