妊婦健診時におこなっている超音波検査は、主に胎児の発育や羊水量などの観察が主な目的です。他にも出生後にすぐ治療が必要になるかもしれないような重大な異常がないか、などの観察も可能な範囲で観察しています。しかしながら検査中の赤ちゃんの胎動や体勢などにより、短時間の検査で赤ちゃんの身体の細かい構造を観察、判断することは困難な場合もあります。
そこで4月より産婦人科領域のトレーニングを受けた超音波技師による中期・後期スクリーニングを原則対象週数の方全員に行います。当院で出産予定の妊婦様全員が対象で、毎週水曜日の午前診察終了後~午後診開始までの時間帯で行います。開始は4月16日(水)からとなります。この検査はスクリーニング検査のため自費ですが、検査時間に余裕がある場合は4Dエコーも行います。またこの検査のときのみ主人も同伴来院して頂けます。対象の週数の方には受付にて順次お声かけをさせていただきます。
胎児超音波外来の開始よりしばらくの期間は予約が取りにくい状態になることが予想されます。当面の間は後期スクリーニングの方を優先して予約を取らせていただくことになりますが、予めご了承ください。
また月曜日午前中の妊婦健診では超音波検査を医師または超音波技師が担当いたします。予めご了承下さい。