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2025.10.7 お知らせ 肥満治療薬『ウゴービ』によるメディカルダイエット

「肥満症」に対する治療で当院ではサノレックスとゼニカルを自由診療で処方しております。ただしサノレックスは処方は3か月間までという期間の限定があり、また強い副作用が出る場合があり慎重に使う必要があります。ゼニカルは脂質の多く含まれる食事の時に接種することで食事中の約30%の脂肪分の吸収を抑制しますが、脂質の少ない食事の場合は効果が少なく、脂肪分の多く含む便になるため体質的に合わない方もありました。

ウゴービは令和6年2月、厚生労働省より「肥満症」の治療薬とした認可されたGLP-1受容体作動薬です。巷に同様の薬剤が既に複数あり(マンジャロ等)メディカルダイエットと使用されていますが、現時点で肥満症の治療薬として認可されているものはウゴービのみです。肥満症があり、耐糖能障害 (2型糖尿病・耐糖能異常など) 、脂質異常症、高血圧、 高尿酸血症・痛風、 冠動脈疾患、脳梗塞・一過性脳虚血発作、非アルコール性脂肪性肝疾患、、、のような様々な疾患に関連した健康障害がある場合効果的と考えられます。

特に女性では肥満による月経・排卵異常や不妊症の治療にも、減量することで改善が期待ができます。

また更年期になると代謝が落ち、今まで通りの生活習慣や食習慣でも体重が増えてしまい、ダイエットを行ってもなかなか体重が落ちない、糖尿病や脂質異常症、高血圧などを発症し医師から減量を指導されている、など自身の努力ではなかなか解決できないと悩まれる方も多く、それらの方にも試していただけます。

当院では自由診療での処方です。処方前に処方して問題ないか確認のための問診、血圧・体重測定、血液検査(自費)を行い、処方にあたり問題なしと判断した場合のみ処方、使用法の説明となります。

11月より処方を開始します。ご希望の方はアンチエイジング外来にお電話にてお問い合わせください。


 

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