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2022.9.30

妊娠後期(28〜40週)

妊娠・出産の基礎知識

産後どんどん増える育児グッズの収納方法について解説します

赤ちゃんを育てる上で避けて通れないのが、育児グッズの収納方法ではないでしょうか。成長と共に必要なものがどんどん増えるので、片付けも大変になってきますよね。この記事を読めば、育児グッズの収納に困らない整理収納のコツがわかります。

ポイントは「誰が」「どこで」「何をするか」を考える

整理収納を考える上で大切なことは、実際の動きと収納場所を近づけることです。なぜなら、必要な時に必要なものが近くにないと不便だからです。

分かりやすくいうと、おもちゃが子ども部屋にあれば子どもは自由に遊べるし、片付けもしやすいですよね。でも、もし寝室におもちゃを片付けていればどうでしょうか?取りにいくのも片付けるのも、面倒ですよね。この場合のポイントは「子どもが」「部屋で」「遊ぶ」ことを考えて、子ども部屋に収納場所を作ると片付けもしやすいということになります。

買いすぎないことを意識する

赤ちゃんの洋服やおもちゃなどは、見ているととても可愛くてつい買ってしまいますよね。でも、整理収納を考える上でこれはNGです。ものが増えると管理や片付けの手間が増えてしまうからです。ポイントは、あらかじめ収納場所を決めること。そして収納場所に入らないものは買わない、もしくは処分してから買うことが大切です。

ここではどうしても量が増えてしまいがちな、洋服とおもちゃの収納について詳しく見てみましょう。

洋服の収納

■衣装ケースは2箱あれば十分

子ども服はすぐにサイズアウトすることもあり、洋服は衣装ケース2箱に入るだけにします。もちろん衣装ケースでなくても、タンスなどでもOKです。大切なことは収納する場所を決めることです。

2箱の理由は、「春夏」用と「秋冬」用に分けるためです。こうすることで、衣替えもしなくて済み、子どもが大きくなったときに自分で選ぶ時にも分かりやすいのでおすすめです。

収納するときのポイントは、畳んだ服を上に重ねるのではなく、立てて並べて入れましょう。こうすることで、着たい服をパッと見て見つけることができます。よく着る服を手前に置くことも、日々を過ごしやすくするコツですよ。

■サイズアウトした服の収納

2人目以降のために服を置いておきたい場合は、ジップロックなどのチャック付きのフリーザーバッグに入れて片付けます。その際はサイズ別に入れて、マスキングテープに90などサイズを書いて貼っておくと、次に使うときに探す手間が省けます。靴を保管するときには、1袋に1足入れて13.5などとサイズを書いて貼ると応用できますよ。マスキングテープに書いて貼る理由は、サイズが変わってもテープを張り替えると袋が再利用できるからです。試してみてくださいね。

おもちゃの収納

おもちゃ棚は、おもちゃが増えてから買うのでも遅くありません。子どもの様子や部屋の使い方などを考えた上で購入するのがよいでしょう。子どもが1歳くらいになると、自分でおもちゃを出したり片付けたりができるようになります。そのため、子どもが出し入れしやすい高さのものを用意できるといいですね。

■ラベリングをする

ラベリングとは、片付ける場所に物の名前を書くことです。たとえば、ぬいぐるみを入れるボックスに「ぬいぐるみ」と書いたマスキングテープを貼るという感じです。写真を撮って貼る方が子どもにとっては分かりやすいですが、手間もかかるので手書きの文字で大丈夫です。大切なことは「ここにはいつもぬいぐるみが入っている」と子どもがわかること。文字で書いてあることで、パパやおばあちゃんなど、誰が片付けても同じ場所に片付けられますよね。いつも同じ場所に同じおもちゃが入っていることは、子どもの精神的な安定にも繋がります。

■ボックスの中はぐちゃぐちゃでOK

ラベリングで大まかに何をどのボックスに片付けるかを決めたら、その中にポイポイと入れ込むだけでOKです。ボックスの中まで綺麗に片付ける必要はありません。親子ともにストレスがかからないことが一番です。たとえば、ままごと用品であれば「ままごと」と書いたボックスに具材やお皿などをまとめて入れるイメージです。

■「とりあえずボックス」を用意する

子どもは次から次におもちゃを出してくるので、片付けが追いつかないこともありますよね。そんなときは「とりあえずボックス」を用意して、片付けが間に合わないおもちゃを一時的に入れておき、子どもが寝ている間にまとめて片付けるという方法もありますよ。

まとめ

いかがでしたか?今回は洋服とおもちゃの収納にポイントを当てて解説しました。「誰が」「どこで」「何をするか」を意識して、配置を考えてみてくださいね。使いたいときに使いたいものが近くにあるということが、日々の生活を快適に過ごすためのポイントです。また、収納スペースに入り切らないときは買わない、もしくは処分してから買うことも意識してみてください。もので溢れる状態を避けられますよ。

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