コラムCOLUMN

2023.1.31

妊娠後期(28〜40週)

お父さんにも知っておいて欲しいこと

産後のイライラ「ガルガル期」って何?

出産を控えた妊婦の皆さんは、赤ちゃんに会える日が近づいてワクワクした気持ちで過ごしているのではないでしょうか?お腹の中で元気に動き回る赤ちゃんに会える日が楽しみですね!

ところで産後に起こる「ガルガル期」ってご存じですか?

  • 些細なことでイライラしてしまう。
  • 必要以上に攻撃的な態度をとってしまう。
  • 警戒心が強くなって感情のコントロールができないことがある。

などなど、産後のママに起こる「ガルガル期」について解説していきます。


ガルガル期とは

「ガルガル期」とは産後のホルモンバランスの乱れにより、精神状態が不安定になる時期のことです

この精神状態は、ホルモンバランスの乱れに加えて、出産・慣れない育児で精神状態が不安定になって起こるもので「マタニティーブルー」の一種であるとも言われています。

  • 産後の疲れが癒えぬまま24時間体制の育児が始まり、睡眠不足・疲労が溜まる。
  • 産後間もない我が子を守らねばいけないプレッシャー。
  • 自分の時間がなくなって、リフレッシュすることができない。

出産という大きなイベントを終え、劇的な生活の変化とともにママの体と心に起こる「ガルガル期」周囲の人に正しく理解してもらうことでママのサポートになるかもしれませんよ。

このイライラはいつまで続くの?

ガルガル期は産後すぐから始まり、早くて1ヶ月〜3ヶ月ほどで落ち着くと言われていますが、半年以上続いたという人も居るなど個人差があります。

特に、授乳期間中はホルモンバランスに左右されやすい期間です。この時期にイライラのピークを迎えるママが多いようです。

イライラしてしまう自分が嫌で悲しくなってしまうママもいるかもしれませんが、『ホルモンのせい!」と理解できれば少しだけ気持ちが楽になりますよ。

ガルガル期の乗り越え方

24時間体制の育児で睡眠不足・ガルガル期に突入してなんだか気持ちが上がらない…。そんなママにアドバイスです!

ひとりで何でもやろうとしない

全部自分でやらなきゃ!と張り切ってしまうママもいますが、産後の体は大きなダメージを受けています。疲労やストレスを受けると、体の回復も遅れてしまいます。

  • 宅配サービスを利用する
  • 時短家電フル活用
  • 周りの力を借りる

些細なことでも、頼れるものに頼ってママの余裕を確保したいですね。

気持ちを伝える

ガルガル期という言葉は専門用語ではありませんし、男性にとってはなぜ強く当たられるのか理解できないまま密かに悩んでいるかもしれませんよ。

特に初めての育児は「良いママにならなきゃ!」と焦ったり、家事・育児に対するプレッシャーを感じてストレスを溜めてしまいがちです。

また、可愛い我が子が目を離した隙に吐き戻しなどで窒息しないか、誤飲しないかと緊張したまま過ごしているとなかなか素直に気持ちを伝えにくくなりますよね。

直接伝えるのが苦手でも、LINEで伝える・ガルガル期についての情報を教える・手紙で伝えるなど、どんな方法でも良いので、気持ちを吐き出してみるのも良いかもしれません。

ママの気持ちを知ることはパパにとっても大切なことです。きっと理解してサポートしてくれるはずですよ。

リフレッシュする時間を確保する

パパのお休みに、1時間からで良いのでリフレッシュする時間を作りましょう!
自治体の産後サービスを利用しても良いかもしれませんね!

  • ひとりでカフェに行く
  • 美容室に行く
  • 友達に会う

可愛い我が子と離れて過ごす時間は、慣れるまでソワソワしてしまうと思いますが、育児を頑張るためにもリフレッシュする時間を持ちましょう!

産後ママは頑張っている!

産後のママに起きる変化は心身ともにとても大きなものです。

ガルガル期に関わらず、周りが理解しづらいこともあります。
育児期間中はひとりで悩まず、身近な人や産院、自治体の相談窓口など気軽に相談してくださいね!

頑張っているママが笑顔で育児できることが、赤ちゃんにとっても1番です。1人で抱え込まず、うまく息抜きをして育児を楽しみましょう!

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