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2026.3.9 / 最終更新日: 2026.03.09

妊娠初期(4〜15週)

マタニティライフの過ごし方

妊娠中もコーヒーを楽しみたい方へ|デカフェのカフェイン量・選び方・飲み方をわかりやすく紹介

妊娠中に「コーヒーが飲みたいけど、赤ちゃんへの影響が心配…」と感じている方は多いのではないでしょうか。

そんなときに強い味方になるのがデカフェコーヒーです。カフェインをほぼ除去しながらも、コーヒー本来の風味や香りをしっかり楽しめる商品が近年急増しています。

この記事では、妊娠中・授乳中のカフェイン摂取の目安から、デカフェとカフェインレスの違い、失敗しない選び方まで徹底解説します。おいしく・安心してコーヒータイムを楽しめるよう、ぜひ最後まで読んでみてください。

妊娠中のカフェイン摂取制限量とデカフェの安全性

厚生労働省が推奨する1日のカフェイン摂取目安量

妊娠中のカフェイン摂取については、厚生労働省も注意を呼びかけています。国際的な基準として広く参照されているWHO(世界保健機関)の指針では、妊婦のカフェイン摂取量を1日300mg未満に抑えることが推奨されています。

コーヒー1杯(約150ml)に含まれるカフェインは、豆の種類や抽出方法によって異なりますが、おおよそ60〜100mg程度です。つまり、通常のコーヒーを1日2〜3杯飲むだけで、目安量に達してしまうことがあります。

一方で、デカフェコーヒー1杯に含まれるカフェイン量は約2〜5mgと極めて少なく、妊娠中・授乳中でも安心して楽しめる選択肢です。ただし、「ゼロ」ではないという点は押さえておきましょう。1日のカフェイン摂取量として積み重なることもあるため、1日に何杯も飲む場合は適度に意識することをおすすめします。

デカフェとカフェインレスとノンカフェインの違い

コーヒー売り場でよく見かける「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」の3つの言葉。それぞれの意味を正しく理解しておくと、商品選びで失敗しにくくなります。

デカフェは、もともとカフェインが含まれているコーヒー豆からカフェインを除去(脱カフェイン処理)したものです。カフェイン除去率は一般的に97〜99.9%以上とされており、微量のカフェインが残ります。

カフェインレスは、デカフェとほぼ同義で使われることが多い言葉です。日本では「カフェイン含有量が低い」ことを示す表現として使われますが、厳密な法的定義がないため、商品によって含有量にばらつきがあります。購入前にラベルで実際のカフェイン除去率を確認するのが安心です。

ノンカフェインは、そもそもカフェインを含まない飲み物を指します。麦茶やルイボスティー、タンポポコーヒー(たんぽぽ茶)などが該当し、カフェインをゼロにしたい方にはこちらも選択肢になります。

妊娠中のコーヒータイムを楽しみたいなら、風味の面で最もコーヒーらしさを感じられるデカフェコーヒーがおすすめです。

失敗しない妊娠中のデカフェコーヒー選びのポイント

薬品不使用の二酸化炭素抽出法や水抽出法の選択

デカフェコーヒーを選ぶうえで、ぜひ確認してほしいのがカフェイン除去に使われている方法です。除去法によって、安全性や風味が大きく変わります。

二酸化炭素抽出法(超臨界CO₂抽出法)は、高圧をかけた二酸化炭素を使ってカフェインのみを選択的に除去する方法です。薬品を一切使わず、コーヒー豆本来の風味成分を損ないにくいのが特徴で、現在最も品質が高いとされる方法のひとつです。

水抽出法(スイスウォータープロセスなど)は、水を用いてカフェインを抽出する方法です。化学溶剤を使用しないため安全性が高く、オーガニック志向のブランドが採用していることが多いです。風味がやや抜けやすいというデメリットもありますが、技術の向上により近年は品質が大きく改善されています。

一方で、有機溶剤を使う方法はコストが低く世界的に一般的な手法ですが、微量の溶剤が残留する可能性を気にする方もいます。妊娠中は特に気になる場合、パッケージや商品説明に「薬品不使用」「CO₂抽出」「スイスウォーター」と記載されているものを選ぶと安心です。

手軽なドリップバッグと本格的なコーヒー豆の使い分け

デカフェコーヒーは、商品の形状によっても楽しみ方が変わります。自分のライフスタイルに合ったタイプを選ぶことが、毎日のコーヒータイムを続けるコツです。

ドリップバッグは、カップの上に置いてお湯を注ぐだけで本格的なコーヒーが楽しめます。計量や器具が不要で、妊娠中で体が疲れやすい時期でも手軽に使えるのが大きな魅力です。個包装になっているため、職場や外出先にも持ち運びやすく、鮮度を保ちやすいのも利点です。

コーヒー豆・粉タイプは、ミルやドリッパーを使って自分でコーヒーを淹れるスタイルです。豆を挽きたてで使うことでより豊かな香りと風味を楽しめるため、コーヒー好きの方には満足度が高い選択肢です。デカフェのコーヒー豆も、スペシャルティコーヒー専門店などで質の高いものが手に入ります。

インスタントタイプは、お湯に溶かすだけで飲める最も手軽な形式です。お試しとして購入しやすく、価格帯も幅広いため、デカフェコーヒーを初めて試す方にもおすすめです。

迷ったときは、まずドリップバッグの詰め合わせセットから始めると、複数の銘柄を比較しながら自分好みの味を見つけられます。妊娠祝いや出産祝いのギフトとしても、おしゃれなパッケージのドリップバッグセットは大変喜ばれます。

妊娠中のコーヒータイムを楽しむ飲み方アレンジ

栄養補給を兼ねたデカフェオレと豆乳ミルクアップ

デカフェコーヒーは、そのまま飲む以外にもさまざまなアレンジを楽しめます。妊娠中の栄養補給も意識しながら、おいしく飲める方法を取り入れてみましょう。

デカフェオレは、デカフェコーヒーに温めたミルクを合わせるだけで作れる定番アレンジです。カフェオレ風のまろやかな味わいになり、カフェイン量をさらに薄めながらもコーヒーの風味をしっかり楽しめます。ホットでもアイスでもおいしく飲めるため、季節を問わず楽しめます。

豆乳を使ったデカフェラテもおすすめです。豆乳には植物性たんぱく質やイソフラボンが含まれており、妊娠中の栄養バランスを補う一助になります。豆乳特有のクセが気になる場合は、「無調整豆乳」よりも「調製豆乳」の方が飲みやすくおすすめです。

さらに、フォームドミルク(泡立てたミルク)を乗せれば、自宅でカフェ気分を味わうこともできます。妊娠中の外出が制限されがちな時期でも、こうした飲み方アレンジで豊かなコーヒータイムを楽しめます。

デカフェのフレーバーコーヒーを使ったアレンジもおすすめです。ヘーゼルナッツやバニラ、チョコレート風味のデカフェコーヒーにミルクを加えると、スイーツのような一杯になり、甘いものが欲しくなる妊娠中の気分転換にもぴったりです。

まとめ

妊娠中・授乳中でも、デカフェコーヒーを選べばコーヒータイムを安心して楽しめます。カフェイン除去法や抽出タイプを意識して選ぶことで、風味・安全性ともに満足度の高い一杯に出会えます。ドリップバッグや豆乳アレンジなど、自分のライフスタイルに合った楽しみ方を見つけて、妊娠中の毎日を豊かにしてみてください。

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