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2022.11.30

妊娠中期(16〜27週)

マタニティライフの過ごし方

 妊娠中期を楽しむおすすめの過ごし方

妊娠中期は初期と比べて体調が少しずつ落ち着きはじめ、妊娠期間中の中でも比較的動きやすい時期になります。マタニティライフを楽しむ、絶好の時期ともいえるでしょう。この記事では体調の安定している妊婦さんが、楽しめる過ごし方を書いていきます。

妊娠中期の体の変化、胎動を感じ体調も落ち着きはじめる

妊娠中期とは、16週〜27週までをいいます。つわりがおさまり、お腹も目立つようになってくる方が多いでしょう。また胎動を感じ、赤ちゃんの成長やつながりを感じる時期でもあります。

体重も増えてくるので、体重管理には気を配りたいですね。また体の変化もあるため、マタニティ用の下着の準備も始めましょう。

ホルモンの状態が安定し、気持ちも前向きになりマタニティライフを楽しもうと思う人も多くなります。

妊娠線予防

妊娠線はなぜできるの?

妊娠5カ月の「戌の日」には、赤ちゃんの成長と安産を祈願するため、寺社仏閣に出かける方もいますね。「戌の日」には腹帯といって、お腹を守るための帯を巻く風習があります。この頃からお腹が目立ってくるため、妊娠線の予防を始めましょう。

妊娠線は、皮膚にできる割れ目のような線です。急な体重増加やお腹の膨らみに、皮膚の組織が追いつかず、皮膚が割けたようになるのです。

妊娠線予防のためにしておくこと

妊娠線は一度できてしまうと、出産してからも消えにくいといわれています。なのでお腹が目立ってくる妊娠5カ月頃から、予防を始めましょう。

妊娠線予防をするには、お風呂上がりにお腹まわり、お尻、胸にクリームを塗りましょう。やさしくマッサージしながら塗るのがポイントですよ。

マタニティフォト

マタニティフォトは撮影した方が良い?

一生に何度もない、貴重なマタニティの時期。芸能人や海外セレブたちが、マタニティフォトを撮るようになり日本でもメジャーな存在になりました。一方で「体重が増えお腹を見せるのが恥ずかしい」という方もいるでしょう。

お腹を出すのに抵抗がある方は、服を着ての撮影もおすすめです。タイトな服を着てお腹を目立たせたり、逆にフワッとした服を着てお腹に手をそえたりするだけでもマタニティフォトになりますよ。

体重が増えて恥ずかしい、という方でも今は写真の加工技術が発達しているのでお腹以外は加工に頼るのもいいですね。マタニティの写真は、家族の記念になるとともに、赤ちゃんが大きくなったときに「お腹の中にいたときから愛されていたんだ」と感じることでしょう。

マタニティフォトを撮る時期や場所は

マタニティフォトをとる時期は、妊娠7ヶ月〜9ヶ月に撮る方が多いです。臨月にスケジュールを組むと撮影前に出産になる可能性もあります。お腹が目立ちはじめ、体調が安定しているときがおすすめです。妊娠中期に入ってからマタニティフォトをしているスタジオを調べたり、パートナーと相談したりするといいでしょう。

スタジオ撮影の方がきれいに撮れますが、費用や時間の都合がつかないときもありますね。そんなときは自宅で、パートナーや友人に撮影してもらうのもいいでしょう。飾らない自然な日常写真も、記念になりますよ。

マタニティスポーツ

妊娠中にスポーツをするメリット

妊娠中にスポーツをすると、腰痛予防、むくみの軽減、適正体重を保てるというメリットがあります。適度なスポーツは気分転換にもなり、体を動かすことを推奨している医師は多いです。しかし妊娠中の体調は個人差が大きいので、妊娠中にスポーツをする場合は必ず医師に相談してから始めてくださいね。

おすすめのマタニティスポーツ

・ウォーキング 
準備なく始められるウォーキングは、多くの医師も推奨しています。今まで、車や自転車に乗っていた距離を歩いてみると、いつもの景色も違って見えるでしょう。

・マタニティヨガ
ヨガはゆっくりした動きで、全身の柔軟さを保つことができます。マタニティ時期におすすめのスポーツです。体を伸ばすと気持ちがよく、呼吸を意識することで、メンタルも安定するといわれています。今はスタジオに通わなくても、オンラインで自宅でできるのも嬉しいポイントですね。

・マタニティスイミング
全身を動かす有酸素運動で、出産に備えた体力を育みます。体重が増えた場合も浮力があるので、足腰への負担が少なく動きやすいのが特徴。腰痛持ちの方に、おすすめのスポーツです。

まとめ

妊娠中期を楽しむための、おすすめの過ごし方をお伝えしました。初めての妊娠は、体の変化についていくのに必死で楽しむ余裕がないかもしれません。二人目以降の方は上の子のお世話もあり、なかなかゆっくりできないでしょう。

妊娠中は不安や心配もありますが、案外短いものです。せっかくの赤ちゃんと一緒にいられるマタニティライフ、あなたらしく楽しんでくださいね。

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