妊娠後期(28〜40週)
入院・出産について
産後のママに必要なものをご紹介します
初めての出産はわからないことも多く、何をどれくらい用意すればいいのか迷う方も多いでしょう。産後入院中の自分の持ち物、赤ちゃんと一緒に自宅に帰ったときの生活のイメージはできていますか?
赤ちゃんのためにベビー服やおむつを準備するように、産後のママに必要なものも準備しておくと慌てなくてすみますよ。
この記事では出産後赤ちゃんの準備以外で必要なものをご紹介します。読むと産後に必要なもののイメージがつきやすくなります。ぜひ最後までお読みください。
出産後ママに必要なもの
入院の際に、必要なものをお知らせしてくれる病院もあるでしょう。入院中に必要なもの、あると便利なもの、焦って買わなくてもいいものをご紹介します。
入院中必要なもの、あると便利なもの
必要なもの
- 前開きパジャマ
- 産褥用ショーツ、ブラジャー
- 骨盤ベルト
- 母乳パッド
- 生理用ナプキン
- 退院時の服
退院のときは写真を撮ることも多いので自分のお気に入りの服がすすめです。
あると便利なもの
- 携帯充電器(コードが長めのもの)
- 鏡
- スリッパ
- バスタオル、フェイスタオル
- 歯ブラシ
- 体拭きシート
上記以外に病院から指定のあるものは、忘れず準備しましょう。
退院後あると便利なもの
- 着圧ソックス…産後足のむくみがひどくなる方も多いようです。
- 円座座布団…産後は座ると地味に痛いので、あると痛みが和らぎます。
- 授乳クッション…はじめは赤ちゃんもママも母乳やミルクに慣れておらず時間がかかる場合がほとんどです。クッションがあると姿勢がらくになりますよ。
- ミニライト…夜中の授乳に小さな卓上ライトや持ち運びができるライトがあると、急に明るくなり赤ちゃんがびっくりするのを防げますよ。
- ウオーターサーバー…ミルクを作るときにお湯を沸かさなくていいので、便利との声が多数あります。ママが温かい飲み物を飲みたい時も便利ですね。
焦って買わなくてもいいもの
- 搾乳機…個人差が大きいですが、全く使わないママもいるようです。母乳の出をみてからでも良さそうですね。
- 授乳用ケープ…外出する機会も減っているため、母乳の出をみてから購入しても良さそうです。
- ガードル…産後体調が思わしくないと使わない方もいるようです。産後の調子をみてから購入しても良さそうです。
産後手伝ってくれる人を確保する
出産後のママの体調は個人差も大きく、予測できないことが多くあります。退院後家事や赤ちゃんの世話を手伝ってくれる人を確保しておくと安心です。
パパが育休を取得する
最近では育休を取得するパパも増えてきました。育休は育児介護休業法に定められているので雇用契約によっては、申請すれば取得が可能です。とはいえ、職場の状況により育休を取りにくい方も多いでしょう。
会社によっては男性が育休を取得するのは、はじめてというケースもあるかもしれません。職場に気をつかう気持ちもよくわかりますが、産後のママの心と体はデリケートです。
わずかな日数でも育休を取得する方向で夫婦で話してみましょう。一番大変な時期に、赤ちゃんやママと一緒に過ごす時間が増えるよう、時短や早退なども出来ないか会社に相談してみてはどうでしょうか。
実家や親戚を頼る
実家や親戚で頼れる人がいないか、聞いてみるのもいいでしょう。パパママのお父さんお母さん、兄妹、叔父、叔母などたまたま仕事を休職中で都合がつく可能性もあります。
家事や育児の経験がなくても、買い物や話し相手になってもらうだけでも助かりますし、ママにとっても誰かがいるのは気持ちが楽になりますよ。
産後ケア・家事代行・ベビーシッターを頼む
パパも休めない、親戚も頼れないのであれば家事代行、ベビーシッターの利用も検討しましょう。自治体によっては無料や格安で産後ケアをしている場合もあります。出産前に調べておくと産後に利用したいときに手続きがスムーズです。
産後はホルモンバランスが崩れ、メンタルが不調になりやすいものです。産後2〜3ヶ月はママが1人で赤ちゃんと過ごす時間が少なくなるような人的環境を整えましょう。
ママの準備や頼る先も事前にリサーチしておこう
出産は赤ちゃんの準備をメインに考える方がほとんどです。小さな服や靴下など見ているだけで赤ちゃんと会うのが楽しみになりますね。赤ちゃんの準備も大切ですが、産後のママの準備も考えておくのがおすすめです。
出産後想像以上にママの体が動かない場合もあります。赤ちゃんの世話以外に、毎日のごはん準備、掃除、洗濯など今までできていたことが出来なくなる場合も想定しましょう。
自治体のサポートや産後ケアなど事前に調べておくと、退院後思うように動けなくても慌てなくてすみますよ。出産後の生活がスムーズにいくよう願っています。