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2022.5.27

妊娠初期(4〜15週)

妊娠・出産の基礎知識

妊娠・出産に関する補助って何があるの?大阪で受けられるサービスと手続き方法まとめ

大阪市において妊婦さんが活用できる公的補助をおまとめしました。

妊娠したら保健福祉センターへ

妊娠が分かったら、まずはお住まいの区の保健福祉センターの保健業務担当へ行きましょう。
母子健康手帳と妊婦健康診査受診票が交付されます。

健康サービス

妊婦健康診査

妊婦健康診査受診票とは、妊婦健診の際に自己負担がかからないためにつくられた受診票です。
受診票は14枚あり、公費負担となる検査項目が示されています。
妊婦健診を受ける医療機関に相談しながら、使用する受診票を決めましょう。

基本的な検査項目については自己負担はありません。
しかし、記載のない検査や保健指導、診療などを実施すると自己負担分が発生する可能性があります。

妊婦歯科健康診査

妊婦さんの歯や口腔内の状態などを確認し、保健指導を行います。
妊娠中に1回無料で受診できます。
妊婦教室に併設して行うため、実施状況については保健福祉センターにてご確認ください。

金銭的支援

助産施設制度

経済的な理由で入院ができない妊婦さんは、条件を満たしていれば指定された助産施設で出産することができます。

本人の収入によりますが、出産にかかる費用を公費で負担できるため経済面でも気持ちの面でも安心して出産に臨める制度です。

制度の説明や相談、指定施設の受け入れ状況などが必要になるため、妊娠が分かったら早めに各区の保健福祉センター保健福祉担当へご相談ください。

出産育児一時金

大阪市国民健康保険に加入している方は、世帯主からの申請によって出生児一人につき42万円の出産育児一時金を受け取れます。

この一時金は出産にかかる費用代として直接医療機関へ支払うことも可能です。
その際は出産前に手続きが必要となるため、入院前に整えておきましょう。

エンゼルサポーター

エンゼルサポーターとは、ホームヘルパーなどの資格を持ち、かつエンゼルサポーターとしての研修を受けた有償のボランティアのことです。

エンゼルサポーターを派遣し、家事・育児が困難な産後のお母さんへ食事や掃除、買い物などの家事援助を行っています。

対象は産後4ヶ月以内のお子さんがいるご家庭です。
1時間1000円、平日8時から18時の間で利用できます。

妊娠・出産の補助制度を活用しましょう!

大阪にたくさんある妊娠・出産に関する補助制度。 上手に活用していきましょう!

公的補助を受けるためにも、最初に保健福祉センターへ相談にお越しください。 大阪市各区の保健福祉センターの保健業務担当の連絡先はこちらをご確認ください。

https://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/cmsfiles/contents/0000160/160790/hoken.pdf

(大阪市HPより)

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