妊娠後期(28〜40週)
健康と美容
3分でできる。産後自分の体をケアする5つのポイント
出産後退院すると赤ちゃんとの生活が始まります。
病院では母乳やミルクのあげかた、オムツの替えかたなどを教わりますよね。けれど慣れるまでには時間がかかり、初めての場合はひとりでできるのか不安もあるでしょう。
特に初めての育児は意識しなくても体に力が入り、心も体も疲れてしまう方が多いです。
この記事では、産後ママが自分で体をケアする5つのポイントを書いています。簡単なものばかりなので、取り入れやすく意識すると体の疲れ度合いが違いますよ。ぜひ最後までお読みください。
1.意識して水を飲もう
退院後2、3か月ほどは家で赤ちゃんが泣き出したり、家事をしたりあれもこれもと気持ちが焦ってしまいがちですね。自分の食事や水分すらとるのを忘れてしまうママは多いものです。
1日家にいると喉の渇きに気づかず、水分をあまり取らなくなってしまいがちですね。授乳中のママは、1日2lの水分をとることが推奨されています。
せめて、朝起きたとき、母乳をあげた前後、トイレに行った後にコップ1杯のお水を飲む習慣をつけましょう。
2.日光を浴びよう
退院し1ヶ月健診までは、ほとんどの時間を家の中で過ごしますね。この時期は赤ちゃんはこま切れで睡眠をとり、2~3時間毎の授乳になります。赤ちゃんのペースに合わせた生活リズムで、朝か夜かわからないときもあるでしょう。
天気の良い日はベランダや窓を開け、日光を浴びるように意識しましょう。
日光を浴びると、幸せホルモンと言われるセロトニンが分泌されます。セロトニンは不足すると不安やうつなどの精神症状を引き起こすといわれているのです。家にこもりがちな出産後は、意識して日光を浴びるようにするといいですよ。
3.気づいた時にバンザイしよう
日々成長する赤ちゃんは、身長体重も少しずつ増加しています。赤ちゃんの成長は嬉しいものですね。けれど毎日抱っこするママの腕、肩、腰は悲鳴をあげています。加えて赤ちゃんの世話や、家事をするときは前傾姿勢になりやすいものです。
産後は気づかないうちに猫背になってしまいがちです。抱っこした後、家事でひと息つくときにはバンザイをして全身を伸ばしてみましょう。
この時に腕は斜めに伸ばし、漢字の八を反対にしたようなイメージで胸を開くといいですよ。ちぢこまりがちな鎖骨あたりが伸びる感覚を感じられるでしょう。胸を開いて体を伸ばすと、気持ちも明るくなります。
4. 少しの時間でも横になろう
産後3週間〜4週間は体をなるべく横になり体を休めた方がいいといわれています。とはいえ、ひとりで赤ちゃんを見ているママは赤ちゃんの世話、家事でゆっくりする時間を取りにくい方も多いでしょう。
家事や赤ちゃんのお世話の合間、ほんの3分でも体を横にして休ませましょう。
その時にはできるだけ、スマホも触らず目も頭も休ませてくださいね。赤ちゃんが寝ている間に、したいことは山ほどあるでしょう。けれど赤ちゃんの横で3分でいいので体を横にしてください。子育ては始まったばかりなので体を労わりながら、ぼちぼち進めていきましょう。
5.声を出そう
日中赤ちゃんと2人きりの場合、声を出さないことが多いですね。パパの帰りが遅かったり出張の場合2.3日誰とも話さないこともあるかもしれません。
赤ちゃんはまだ話しても分からないからと話しかけないママもいますが、ぜひ話しかけてみましょう。話しかけるのが苦手な場合は歌を歌ったり、絵本を読むのもおすすめです。
声を出すと全身の血流がよくなり、腹式呼吸になるといわれています。赤ちゃんと2人きりでも意識して声を出してみましょう。
産後は自分の体も労ろう
産後は自分よりも赤ちゃんを優先するママがほとんどですね。一生懸命子育てするのはとてもすばらしいことです。けれど赤ちゃんを大切に思う気持ちと同じくらい、自分の体も大事にしてくださいね。
ママが体を労わり健康であるのは、家族の幸せに繋がっていくと感じます。時には誰かに頼りながら、赤ちゃんのいる生活を無理せず楽しめるような工夫をしましょう。
ご紹介したものはどれも3分あればできるものばかりです。ぜひ日常に取り入れて自分の体を労ってくださいね。産後のあなたを応援しています。